唐突ですが、私は綺麗で才能のある人が好きなので、石原慎太郎はずっと好きでした。
あ、勿論作家として、ですが。
裕次郎のことを書いた「弟」も後半オカルトじみた話まではとてもおもしろく読みました。もうすぐ我が家の息子も東京都民になるので、都知事としての記者会見なんかも見ていましたがなかなか率直で可愛げがあると思っていました。
昨夜のテレビ、六時間生放送で、たけしと爆笑問題が出っぱなしというのにひかれてみていましたら、慎太郎が例の自殺予告の手紙に触れて
「あんなものはただの愉快犯だ。今日中に死ぬというのなら後一時間の間にやってみろ」
と、言ったのには、驚きました。
いや、人間は年をとるものです。感性は鈍り、都知事という地位は威張りたい男を野放図に威張らせて、前後の見境をなくさせるものですね。
想像力、というものを何よりも重視する職業にあったはずの男が、まあ、何と無慙に老醜を晒して・・・と情けなくなりました。
死ねるものなら死んでみろ、とは喉まで出掛かっても言わないのが人間の品位というものです。ましてや、世間に影響力のある作家で都知事が、テレビで言うことではないですよ。
久米宏のことを悪天才と評したのは天晴れですが、もう私はこの男の書くものは読みません。
さて、このテレビの中で「人を信じる」という趣旨のもとに、文房具の無人販売をしている中学校の話がありました。その収支決済をやる委員があって、収支がピタリと合っている、つまりズルをした人がいない日数を百何日と書いて張り出したりしています。
ところが、五十円プラス、という事態が出てきてしまいました。テレビカメラが入る前だったのか、テレビの取材が来て、この委員長の美少女を追いかけ始めてからそうなったのかは定かではありませんが、プラスであっても収支が一致しない事は事実なので、学校放送で呼びかけたり、アンケートをとったりと上を下への大騒ぎになります。
もしかしたら、おつりをとり忘れただけかもしれないのに、心当たりのある人は名乗り出てください、と委員長は深く悩みます。そして、アンケート結果により、涙ながらに収支合致日数をゼロにして出直しとなります。
このビデオを見てたけしが「何だかなぁ、気分悪いなぁ」と言ったのに私も烈しく同感。ここにオトナの指導や教育の姿勢が見えないのがとても気色が悪い。
お互いを信じあうというのは、日数を書いて張り出すことではない、五十円プラスになったことで、名乗り出てくれ、と言うのは何か根本的に間違っている。五十円のプラスは悪意と決めてかかることではない・・・・そういうことを誰かこの中学生達に教えなくては。指導教育あってこその無人販売ではないのかな。
最後まで観ないで寝てしまいましたが、それにしても、爆笑問題の田中さんはなかなかの苦労人で知恵者でありました。素晴らしい司会ぶり。太田はたけしを意識しすぎて失敗。たけしは久米や都知事の前座扱いに不満なのがミエミエ。
でも、六時間弱生で人間を見られたのはおもしろかったです♪
久米宏は、何だかなぁ、詐欺師みたいになってましたねぇ(笑
昨夜はこんな晩ごはんでしたよ。
・塩漬豚バラ肉とポテトのペペロンチーノ
・鶏ごぼう混ぜごはん
・ほうれん草とミツバの胡麻ペースト和え
・豆腐となめこの味噌汁
やっと自家製味噌が使えるようになりました。
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